アニメのおすすめ、話題の新作、から見るべき名作・面白い傑作のまとめ

女子高生の無駄遣い

「女子高生の無駄遣い」はビーノ原作の漫画のアニメ化で2019年7月期に放送されました。

小学生からの友人であったが疎遠になっていた田中望、菊池茜、鷺宮しおりが同じ高校に入学し再会する。同じクラスにもなった三人。田中は早速クラス全員のあだ名をつけ始める。アニメオタの菊池にはヲタ、感情がない鷺宮にはロボ、子供っぽい百井にはロリ、中二病の山本にはヤマイ、まっすぐな「にのまえ」にはマジメ、百合系の染谷にはりりィ、オカルト好きの九条にはマジョ、女子大生好きの担任にはワセダ等々。そして田中自身のあだ名はバカになった。こうしてあだ名通りの女子高生たちが貴重な時間を無駄に過ごしていく。

だけどその無駄な時間こそが貴重でかけがえのないものだったりするということを感じる作品です。

エンディング曲は女子高生たちが芝生に寝転がっているシーンの中に流れる青春のリバーブ(田中 望(赤崎千夏)、菊池 茜(戸松 遥)、鷺宮しおり(豊崎愛生))です。

ちおちゃんの通学路

「ちおちゃんの通学路」は川崎直孝原作の漫画のアニメ化で2018年7月期に放送されました。

女子高生の三谷裳ちおの通学中に起こるドタバタを描いたギャグマンガです。ちおちゃんはスクールカースト「中の下」を自任している洋ゲーマニア。幼馴染の野々村真奈菜(まなな)、陸上部でスクールカースト上位の細川雪とよく一緒に通学している。暴走族の安藤やカバディ部部長の久志取まどか、風紀委員の篠塚桃とのドタバタも面白い。

家の時間と学校の時間、その間にある通学時間。友達と家や学校で起こったことをふりかえったり、どうするかを考えたりできる大切な時間ですね。三谷裳ちお(大空直美)と野々村真奈菜(小見川千明)が歌っているエンディングのナナイロードも心に染みます。

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~

「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」は赤坂アカ原作の漫画のアニメ化で2019年1月期に放送されました。

高校の生徒会長の白銀御行(しろがね みゆき)と副会長の四宮 かぐや(しのみや かぐや)は、互いに惹かれあっているがプライドが高すぎて素直になれない。それどころか告白したら負け、如何に相手から告白させるか、と考えるようになり、相手に告白をさせるための恋愛頭脳戦を繰り広げます。

生徒会初期で天然でラーメン好きの藤原 千花(ふじわら ちか)や生徒会会計でゲーム好きの石上 優(いしがみ ゆう)との生徒会を加えた生徒会メンバーの絡みも面白い。

第3話のエンディングでいつもの「センチメンタルクライシス」の代わりに流れた、藤原 千花が踊り歌う「チカっとチカ千花っ♡」は必見。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」(略称、俺ガイル)は渡航のライトノベルのアニメ化で2013年4月期に放送されました。

比企谷八幡(ひきがや はちまん)は、ひねくれものでぼっちな高校生。生活指導の先生である平塚静に無理やり入部された奉仕部。そこには成績優秀で運動もこなせる美少女、雪ノ下 雪乃(ゆきのした ゆきの)がいた。そしてクラスのカースト上位のギャル、由比ヶ浜 結衣(ゆいがはま ゆい)も入部し、ラブコメが始まるはずが…

周りに合わせること。本当の正義を貫くこと。つまり正しさとは何なのかを考えさせられる作品です。正しさと楽しさは背反しあうことも多く、深く考えずに楽しく過ごそうという考えと、楽しさを犠牲にしても正しく生きようという考えがせめぎあう明治の文学作品のようなアニメです。ラブコメですけど。

略称の「俺ガイル」はかなり強引な略し方ですが、2ch用語の「俺ガイル」からとったようです。2chはで「俺がいる」をスト2のガイルからとって、「俺ガイル」が良く使われていました。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」(略称、おれいも)は著:伏見つかさ、イラスト:かんざきひろによるライトノベルのアニメ化で2010年10月期に放送されました。

高坂京介は平凡な高校生。妹の桐乃は優等生でかつ運動部のエースでかつファッション誌のモデルという非の打ち所がないスーパー中学生である。しかし桐乃は「妹萌え」の男性向けアダルトゲームのオタクであり、誰にも秘密にしていた。ふとしたことがきっかけで京介は桐乃からオタクであることを打ち明けられ、オタクの世界に足を踏み入れていくことになる。

京介の幼馴染の田村麻奈実や、オタク仲間の黒猫との関係性も面白い。